2018AroundHokkaido2400 - ゆるぽた赤カメラ
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赤カメラ

Author:赤カメラ
長距離耐久型自転車乗りをテーマにカメラマンしています。
2018AH2400
2019PBP達成
ブルベR10000達成
Photographer an endurance cyclist

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#日本縦貫五大峠
#7dayZwiftChallenge

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11:30 PC6 1808.9km 網走 クローズ8/16 11:11 13:11(貯金1時間41分)

網走での貯金が1時間41分しか無い。

昨日は久しぶりのお布団で良かった。

紋別からここまで100km

昨日から雨の中を淡々と走った。

網走のフードコートをお借りして、次のウトロへ支度を整える。

北海道のコンビニは、テムレスが売っていたりとロングライダー達には喜ばれる仕様となっていた。

農業大国のコンビニ仕様は、ロングライダー達に相性が良い。

オホーツク沿いの真っすぐな道を、トラックの水しぶきを受けながら突き進む。

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釧綱本線と原野のあいだの、国道

路肩の広い中を走る。

斜里の街中を進むとラーメン屋があった。何か身に染みる物を食べたい欲はあったけど、先へ進む。

天へと続く道は、雲に覆われて、Tanupun氏が凄く残念そうだった。

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再び海沿いへ出て、岩肌と海に挟まれながらウトロに入る

太陽が雲に隠れて気が付かなかったが、もう既に日が暮れる頃合いだ。

風は風速10m以上の暴風雨と化していた。

17:44 PC7 1889.2km 斜里ウトロ店 クローズ8/16 20:04 22:04 (貯金4時間20分)

夜になる頃、防風雨の中を知床峠を越えようとしている。

経験豊かな参加者内でもこのコンディションは不安がる。

新しくレインコートを調達した方がいいか悩んでる人が居たので、真剣にオススメしておいた。

悩むなら買えと。

しかし、PCのコンビニには売ってなかったので隣にあるコンビニへ行って調達してきた。

スタッフの人も合流した。

そこで思わぬ事を告げられた

「スタートしないで!知床峠で熊が出たから!」

知床峠は熊の生息域だ。

熊が出るのは知っているが、小熊が2匹往来という情報

危険性が高い為、知床峠アタック中の人も麓へ降ろされる事態となった。

18時の日暮れから夜明けの4時頃までは自主待機(救済処置10時間あり 計12時間の救済)

この10時間は非常にありがたい。

PCで止められた人全員で近所の宿にお願いして1部屋に4人ずつくらいで泊る事になった。

同じ部屋にはishima氏の他2名肩を寄せ合った。

ホテルの人には急な宿泊のお願いにも対応して頂き、水気取り用の古新聞を頂いたり等無理なお願いをした。

ホテルを出発する前にお礼を言った。


1200kmを越えると時間に追われない旅になる。

既に1800kmを越えている。






12/17日AM4:00起床 用意30分

1晩肩を寄せ合った仲間と知床峠へいざアタック

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雨装備は万全に・・・・

昨晩はたたきつける様な雨音がしていた。

まるで台風の様な

知床峠は前回は雪崩 今回は熊や大雨

つくづく運は無い。

まぁいいさ次来れば。


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その代わり熟睡した後のスッキリした五感でこの峠を感じ取る。

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テムレスを取ると知床峠は寒い

気温は8月でも1桁

生きた心地がしない・・・

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高低差の激しい中をishima氏が進んでいくのが見える。

なんとか知床峠の下へ辿り着き民家が見え、根室海峡へたどり着く。

ここでishima氏がタイヤを弄ってる

私「パンクー?」

ishima氏「アスファルトの穴に落ちたー」

こんな天候で少し焦りもありそうだった。

近くの道の駅でホットコーヒーを買い体を温めてもらいつつ、近くのコンビニをサーチしておき、終わったら一回休憩を入れようと提案した。

パンクの修理が終わり、羅臼(rausu)町のコンビニ休憩中、女子中学生が登校していた。

8月半ばに登校???と思ったのだけれど、isihima氏によると冬休みが長いそうな。

雪国あるあるらしい

オホーツクが終わり、ここから南下

一旦中標津方向へ内陸に入り、フォトチェック開陽台へ向かう。

北からの猛烈な風に背を向けて走る。

記念すべき2000kmを一瞬で通り過ぎ、斜度15%を踏み込み開陽台の駐車場へたどり着く

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中でから揚げカレーを食べる。

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旅人達のカードが残されていたので、せっかくなので2人で落書き

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開陽台を降り、再び風の吹く向きへと南下

だんだん雲から晴れへと変わってきた。

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厚床から根室へ東向きに方向転換

左側の北風が車体を叩きつける。

風は根室へ近づくにつれ強烈になり、風速20ms程度となった。

ガードレールと、ガードレールの合間で風量が違うので、一定間隔で横にフラフラしながら進んだ。

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8/17 18:00 PC8 2073.9km 根室 クローズ8/17 16:38 18:38 翌2:38 貯金8時間38分

同時時刻帯を走ってる走者はもうあまりいない。

一応宿は根室に抑えてあり、納沙布岬まで往復50kmを済ませ戻ればいい様になっていた。

先に納沙布へ往復して、今夜は根室で宿泊 最終日280km走りこの旅は終了だ。

日が暮れる中、をまた明るい街を飛び出し、納沙布へ向かう。

納沙布へ行く途中、ishima氏も眠そうだった。

ので歌う事にした。


いや全然音程が取れない

耳は良いし絶対音感なのだけれど歌うのは別問題

無理!

それでも歌った。

もうなんか音程なんてどうでもよくなった!

こんだけ一緒に走ってきたishima氏に適当に歌い続けた!

さらに1人合流しても歌い続けた!

もうどうにでもなれ!







真っ暗な中、フォトチェック(2097.8km)納沙布岬へたどり着いた。

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今回は眠気もあるので、また来よう。

フォトチェック取ったらすぐに引き返し始めた。

根室へ戻り、根室限定のコンビニ「タイエー」に寄り、朝飯の調達

それに北海道を走ってて久しぶりに見るファストフード モスバーガーでハンバーガーを食べてから宿へ向かった。

あの風速20msの風は止んでいたけれど考えると、あまりにも寒かった。

知床峠が一番寒くてあまり寒さを考えてはいなかったけれど結構寒かった。

ニュースを見返すと、8月で大雪山(北海道)で雪が降るという異常事態が起こっていました。

ちなみに、根室の宿には夏でもストーブが焚かれていた。


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最 終 日 8/18

もっと寝かせて欲しかった。 眠い

だが出発だ・・・・

夜明けと共にうとうとと・・・・

歩道に腰を掛け、回る風車をぼーっと見る。

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北太平洋シーサイドラインは前半は森の中を一直線に走る

はった牛駅を撮るishima氏

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なんだか凄い駅だ。

一直線の道が終わったかと思うと、今度は上下に波打つ道に脚を削られる。

これだけで脚も精神も限界に達しそう。

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そして道を歩くカモメ君と目が合う。

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霧多布と、文字通り霧が覆う町は今日は天気が良く、8月の北海道らしいカラッっとした中到着した

ルパン三世の作者の故郷だ(2018年時点でご存命だった)

フォトチェック 2187.0km 霧多布 浜中

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ホテルでご一緒だった方とセイコマで合流し、わいわいと喋りながら補給を取る。

また走り出すと絶景かな絶景かな

壊れかけの重りの様なカメラで青空を撮る

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厚岸に入り、丁度お昼の頃合いだったので、最後の最後に贅沢をしようと道の駅へ訪れ、生ものを食す事にした。

tanupun氏「ここまで来て腹壊さない様にね?」

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カキは確かに当たりやすいけれど、北海道で食べてみたいじゃない(;゚д゚)ゴクリ…

厚岸から釧路市までは通りの激しい国道を一直線に進む。

長ったらしい区間のはずだけど、なんというかすぐ隣に感じる。

ぼちぼちゴールした人の呟きが見られる様になってきた。

8/18 14:49 PC9 2272.9km 釧路 クローズ14:44 16:44 翌2:44 貯金6時間55分

北海道1周で考えても大都会に部類されるほど大きな町だ。

やっとここまで来た。

隣の帯広へ行けばゴールだ。

コンビニ休憩は軽度として、先へ進んだ。

日が暮れそうになる。

この旅最後の太陽に別れを送り、根室本線から海沿いへ行く。

夜の海沿いを黙々と走り、十勝川手前

フォトチェック2352.2km 十勝河口橋

この時点で待ってる受付の人へメールを送る。

もうすぐ到着するよという連絡をした。

しかし、tanupun氏も私も限界が来ていた。





眠い



日暮れから4時間 何もない道を走っていた。

あったのは1個の信号の灯りくらい。

最後の最後で心が折れそうになる。



寒い


最後の最後で少しだけ歩道で横になって眠気を飛ばして勢いで帯広まで到着する。

黄色信号が点滅する誰もいない街中

tanupun氏がスプリントを掛ける

私はゆっくりと走る。

見覚えのある橋があった・・・・・・・・・・・・・

スタートした集合場所の橋だ。



北海道を一周して繋がった

やっと帰ってきた。

一気に血が沸騰する様な高揚感が襲った。

そして橋を渡り、tanupun氏が違うコンビニに居たので正しいゴールのコンビニへ連れて行き、ゴールした!

8/19 0:58 2403.2km GOAL 帯広

ゴール受付へ行く所でゴールスタッフの巡回車が様子を見に来られた。

メールからかなり時間が経っていた。心配したのだろう。

ごめんなさい。



そして、ゴール受付へとたどり着いた・・・・・・・・


自動ドアを潜ると、スタッフ一同とクローバー1200で参加していた師匠が拍手喝采で迎えて下さった。

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こうして、私の北海道1周2400kmという道のりが終わった。




















私は北海道が好きだ。
2015年、小樽から上陸をして旅をした思い出。
その時、もっと走れる様になればこの北海道は楽しく走れるなと、色々なチャレンジを通して遠くへ遠くへ走れるようになった。
今回カメラも買ったばかりで壊してしまう程ストイックな扱い方をしてしまった。(色々と装備買いなおしだけで20万を超えた)
でも、後悔があるあと言えば無い。
その後、かなり厳しいやりくりの中で今(2020年)でもカメラマン活動をしつつロングライダーを続けている。
実家や仕事もあり、北海道に思いだけを今でも置いている。本当は住みたいくらいだ。
厳しい事が多いけれども、毎回自分の気持ちをぶつけに北海道へ走りに行っている。
また走る時、何か自分が変わっていればいいなと思います。
2019/12/23(月) 00:35 | コメント:0 | トラックバック:0 |
コインランドリーで洗濯をしながら惰眠していた。

洗濯→乾燥機→洗濯→乾燥機
靴は乾燥機3時間コース

そんな断続的な睡眠を取っていた。

札幌PCのクローズは23:54

既にクローズから1~2時間くらい経っている。

外は相変わらずの雨模様

あまり気が乗らないけれど、出発

Tanupun氏も走ってる合間に合流して、札幌外れの石狩川を渡る。

後ろは札幌の灯りと、日の出

街を出切る前にセブンで補給を取った。

1200km以上ともなると、さすがにスタート時点の事も忘れてくる頃だ。

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目の前の天気だけ睨み、補給を取り進む

なんだかそれ以上でもそれ以下でも無い毎日を送っている。

そんな感覚だ。

非常にシンプルな毎日で頭を真っ白にして今日も走る。

今日はtanupun氏のペースについていけた。

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むしろ私がロングライドに順化したのかもしれない。

札幌→留萌の区間はトンネルの連続で、丘も多くてコンビニも少ない。

その昔はここは海からしかアクセスできない陸の孤島だったのだとtanupun氏が教えてくれた。

暑寒別岳の南海側迄が石狩市だ。

石狩市

先回りしてはカメラを回す。

そんな走り方をしていた。

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前回北海道2000kmを走った際は夜間走行だった区間を日中に通過できたお陰で、色々辺りが見えた。

切り立った崖と、続くトンネルを走り抜けた。

この区間はAH2400では参加者密度が非常に濃く、仲間同士で助け合いも多々見られた。

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増毛から留萌市に入る。

この区間は廃線したばかりで、その線路跡が悲しい

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留萌から先はしばらく平坦で、その後丘になっている。

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苫前でしばらく段丘となる。

とままいべあー!

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PC5 羽幌の手前で、Tanupun氏が悩んでいた。

「どうしたのー?」と聞いてみる

「海鮮丼・・・・・・」とTanupun氏が呟いていた。

本来PC5の羽幌のクローズ時間は8/14 14:06だ

今13時50分だった。

クローズ時間は2時間熊の影響で緩和されているので食べていく事はできるが、旧タイムを遵守したい気持ちで葛藤していた様だ。

Tanupun氏は海鮮丼の誘惑に勝てず一緒に入店した。

私はうに丼を注文した。

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ちょっと先へ行くとPC5だ

8/14 14:44 PC5 1354.6km 羽幌 クローズ14:06 16:04 貯金1時間39分

この地点で、参加者の半分くらい滞留しているほどAH2400参加者の人口密度が高かった。

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札幌宿泊の人が一斉に出てきて、PCの〆に間に合う様に全員コントロールしたのだろう。

この場所が一番皆が笑顔だった。

雨も止んで何時間か経った。

コンビニは皆の神経が癒えるオアシスの様だった。






この先は北海道の最高の道だ。

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見え始める利尻富士に向かって走る。

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そして、出会っては手を振り別れる。

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地平線への入口 天塩で最後の休息を取る。

夜がすぐそこに近づいていて、夜間走行になるだろう。

だがそれはそれで良い物だ。

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日暮れ前の紅い空を見て、補給はほどほどに走り出す

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そのまま、真っ暗なオロロンラインをAH2400参加者集団で走り続けた。

本当に美しい世界が広がってる筈だが、見えるのは利尻富士の影と、その麓の街灯りだけだ。

走っても走ってもその形は形を変えず存在する。

参加者のテールライトがぽつりぽつりと見える

車通りは無い。


寂しくもない。

Tanupun氏は猛ダッシュでオロロンラインを突き進む。

眠くて稚内へ急ぎたい様だった。

この旅で、次第に体の調子は「日の出と日の入り」に慣れた。

人間この状態が本来普通なのだ。


日の出に起きて、日の入り後に電気を付けて、夜中に寝るなんて人間としてどうかしてる。

なんだか、普段の生活が滑稽に思える・・・・・


そもそも私の普段ってなんだ???








コウホネの家で、皆で休憩を取る。

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日本縦断ブルベではここが最後のフォトチェックポイントだった。

今回は皆の憩いの場になっていた。

後十数kmで稚内市街地だ。

tanupun氏はヨロヨロくたびれながら稚内に向かい走った。

私も微妙にお疲れモードに突入。

Tanupun氏は稚内の宿へ

私は、セイコマで補給を取った後2時間くらい休憩し稚内を後にした。


稚内は、私の心の故郷だ。

北海道へ訪れる際は必ずここへ来る。

最北端宗谷のおひざ元をゆるゆる走る。

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AM3:00宗谷岬到達

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ここから少し崖を登った上にPhotochek6がある

フォトチェック6 宗谷岬あけぼの像(1510km)

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既に5晩が経過していた

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宗谷丘陵は早朝何も見えない中を登ったり下ったり登ったりしていた。

道の縦運動はなかなか削られる。

tanupun氏も、稚内到着からすぐ寝てすぐ起きて宗谷へ移動開始している様だ。

オホーツク沿いの旅が始まる。

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遠くにキツネの親子が海沿いを眺めている

オホーツクへ出て、向かい風が一段と厳しくなった。

何も遮るものが無く、向かい風は風速10msというコンディション

全然進む気配がない。

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でも、着実に前へ進む事だけ意識する。

エサヌカ線のセクションへ入る。

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一直線の道路でランドヌール達が写真を撮っていた。

この日初めて自転車乗りに合ったと思う。

ちょっとずつ進み、浜頓別町のコンビニで休み、国道を南下する。

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鯉のぼりも凄い元気だ。

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私の好きな黒白の灯台のすぐ上まで雲が下がってきている。

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そして、トンネルを抜けると・・・・次第に雨が降ってきた

向かい風だからなおさら酷い状況になった。

そんな中、後ろからTanupun氏の姿が見え始める。

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もうお互い「やぁ」と挨拶してまた二人の旅が始まる。

なんか、この旅は苦しい時に限って現れる。

一定のリズムを刻み、ペダルを回す感覚だけで前へ進む。

これを今日は日が暮れるまで続けた。

紋別に入る頃、特に雨が酷く本降りになった。

そして、Tanupun氏の心が完全に砕け散った。

紋別に宿を取ると言う。

私も賛成だ。

時刻は19:30

網走までは100kmあり、100km/6hペースで走ったって、日を跨いでしまう

そして、日没に人間は寝た方が良い。

宿はすぐに取れた。

「紋別セントラルホテル」は多くのランドヌールの宿泊場に利用されていた。

コインランドリーもあったので、服を入れ込み、乾燥機にかけてお布団で寝る事ができた。

次のPCは1808km PC6網走 クローズは明日の13:11

残り100kmで14時間近くあるので、なんとかなる様にギリギリまで休みを取った・・・・・・・

20時半就寝・・・・

2018/8/16 朝4時出発

多分6~7時間くらい寝れた。

AM5時からクローズの13時までで100km走る

外は相変わらずの雨だった。

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寝袋を持参していたが、コンビニで郵送で家へ送り返した。

もう全てを宿にする予定だ。

紋別からしばらく豪雨レベルを受け、サロマ湖の南側を通り、SLがある広場で休憩

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Tanupun氏は札幌から2日連続で辛そうな顔をしていた。

11:30 PC6 1808.9km 網走 クローズ8/16 11:11 13:11(貯金1時間41分)

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ここで沢山のチョコレートを買って食べた。

脳が糖分を欲していた。

そんでもって脂質もある程度あるので、この先のライドにも役に立つのがチョコレートだ。

脳は神経がすり減りチョコを体が求めていた。

この後は念願の知床峠越え

こんな天気だけど、でも、やっぱり越える事をしたかった。

しかし、そう易々と越えさせてくれる峠では無かったのを私は思い知ったのだった・・・・・・・・

2019/12/12(木) 21:09 | コメント:0 | トラックバック:0 |
函館の町を出てしばらく函館山が見え続ける。

後ろの町の存在感は大きく、でも着々と遠のいていく。

交通も無くなり、時々現れるコンビニでコーヒーを飲む。

目の前に薄く雲に見える

きっとあれが天の川だろう。

光を消し目の前に浮かぶ靄

カメラをカバンの上に置き、ピントを合わせ、タイマーを2秒かけシャッターボタンを押し、手を放すと2秒後にシャッターが切られる。

カシャッ

15秒後、シャッターが再び戻る

カメラには天の川がセンターにびっしりと映っていた。

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本当に遠くの町が赤く光り光害となるほど光を取り込んだ。

このライドにおいては意味のある写真だった。

そのまま進む。

0時を回る頃、さすがに眠たくなっていた。

仮眠予定はこの先30kmの道の駅だったが、しばらくコンビニで補給を取った後、脇で20分座ったまま寝ていたらしい。

知内から内陸へ入っていく

やっと道の駅しりうちにたどり着き、だれも居ない真夜中のベンチで1時間程横になる事ができた。

日が登る直前に目が覚め、再び今日も走り出す




正直進んでいるのか進んでないのか、ここがどこだかあまり分かっていなかった。

福島町(横綱千代の富士出生地)のコンビニで朝食を取り、疲労感から全然前へ進めていない事に気が付く

距離は既に700kmを越えていた。

後ろのtanupun氏はGPSを見ると着々と進んでいる様子

このまままた追いつかれるなと思い、進む事にした。

今日の天気は、悪くはない。

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午前7時30分 出発から49時間30分経つ

フォトチェック2 白神岬(712.2km)

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向こうとこちらは青函トンネルで繋がっている。

しばらく青森側をぼーっと眺めた後、先へ行く事にした。

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北上開始

北上を始めて全然平坦で風も穏やかだった。

体は着々と進んでいた。

しかし、2泊したtanupun氏が後ろから迫って来るのを感じた。

30分くらい補給を取りながら待っているとtanupunが来た

私「おーーーい」

tanupun氏「あれぇーおーい!」

2人旅はまた再開した。

上ノ国町までいい感じのアップダウンを繰り返す

標高差自体は大したことが無いのにそれが大きな丘に感じる程脚が弱っていた。

手は24時間前の大雨からふやけ手のひらが赤く擦り切れていた。

tanupunは元気で脚力差が付き、今日はtanupun氏が道の先へ消えて行った。

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北海道の西は時々町があり、コンビニがある。

tanupun氏に先に行って貰っては待ってもらいを繰り返した。

今日から私も宿泊に切り替えよう。

お布団の偉大さを感じ、諦めた。

tanupun氏の宿へ電話したが満室との事。

tanupun氏から電話を掛け、相部屋は了承

今日はよく大休憩を取っては進み、休憩取っては進みの繰り返しだった。

世の中は日曜日らしく、家の外でBBQをしている人達が多かった。

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北海道とはあまり思えない様な白い岩肌が目立つ場所を走る。

午後3時

やっぱり二人で走る昼の晴れた日はあっという間に時間が過ぎる

別に特別大きい話題は無い。 黙々と走るだけだ。

少し気になった景色があると自転車を止め、疲れたらコンビニに寄るという繰り返しだ。

bandicam 2019-11-28 23-54-13-610

久遠郵便局がPCに設定されており、海側は走れない為内陸に戻されるルートになっている。

16:08 フォトチェック3 844km せたな久遠郵便局(kudo oist office)

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次はクローズ設定のある、せたな町のローソンがPCだ。

一回海を逆走し、内陸から丘を越えて行く。

山越えの後、tanupun氏が減速し停車

私「どうしたの?」

tanupun氏「パンクー」

見ると、パンクしていた。

すぐ終わると思い脚をゆっくりと休め、見守る。

しかし、何度かタイヤを嵌めるが偏芯しておかしい。

詳しく見ると今回用に用意したらしいチューブの規格?が違ったらしい。

完全にtanupun氏が焦りに入っていたので、相棒としてできる事は一つ!

今回の為に4個も持ってきていたチューブを提供したw

入れるが、やはりなぜか偏芯した。

やはり焦るtanupun氏

ふふふふふ 焦る事は無いと、軽量タイヤの4000s2を携帯していたのでそれを嵌めてもらう。

見事にちゃんとハマった!

次のPCまで残り少し!と励まし、せたな町へと入っていった。

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18:44 PC3 874.1km せたな ローソン北檜山店 クローズ21:59(貯金3時間15分)

Flecheで一緒に走ったTACさんが居た。

凄く辛そうな目でこっちを見てるっ

いやぁツライよね。。。。

あまりの辛さに、ここのコンビニに多くのAH2400参加者が死にそうな目で滞留していた。

私の自転車も最初の雨でドロドロになって目も当てられない状態になっていた。

そして、車体固定しているテールライトのうち1個がゴムで巻いていたりしたのにも関わらず浸水し使用できなくなっていた。

874km 残り1500km

3日目の日暮れがやって来る。


我々はPCの33km先にあるモッタ海岸温泉旅館に予約してある。

街を外れ、再び漆黒の中、トンネルの灯りの下を何回か潜る

最後のトンネルを潜りモッタ海岸温泉旅館に到着し敷地へ入る際に、パトカーに追いかけられた

実はこの先の島牧村は最近熊の出没が全国ニュースになるほど多発している状況だった。

お巡りさん「日本一周の人?この先、熊が出て危険だから」

私達「今日は、このモッタ海岸温泉旅館を利用します。夜間は行動しません」

そう言うと、お巡りさんは安心して他の巡回に行った。


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温泉旅館では、宿の人へ事前に遅くなる旨を伝えてあり向かい入れて頂いた。

900kmで2度目のお風呂に入る事ができ、幸せだった。

翌朝の着替えを枕元に用意し、20時頃に就寝するのだった。。。。。。。。

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AM2:00

Tanupun氏に起こされ、目覚めた。。。

私は虚ろだった。

6時間も寝ていた。

次のクローズは270km程先の札幌

クローズが21:54(約20時間)

avg13.5kmで900km分のダメージを負いつつ300kmブルベを遂行する。

ただし、フィールドが北海道なので、信号に引っかからずに行く事ができるのは非常にありがたい。


しかし、この日は状況が違った

スマホを取り出し寝ぼけながら見ていると、一通のショートメールが届いていた。

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島牧付近熊出没により夜間部の走行は自粛してほしいと警察から要請あり。
夜明けを待って走行してください
島牧に向かってしまった方は島牧セイコーマート付近で夜明まで待機してください22:33
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思わず私の目は一気に見開き「わあああああああああああああああ」とTanupun氏を驚かせてしまった。

さらに参加者のfacebook作戦会議場より一部抜粋

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島牧で連日のように複数の熊が目撃されており、大袈裟だと思っていましたが、トンネル帯を抜けたところで先頭が「あっ!」と声をだし蛇行
すぐ後ろの方が「熊だ!」と叫び、熊は海岸へ逃げた。
小熊で、親ぐまが現れたら一大事なので素早く移動した
警察より夜間に熊が活発になる事、マスコミ関係者が複数島牧に入っている事を教わり、参加者各位の節度ある行動を望みます。23:24
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という先発隊の情報があった。

そして私はというと、布団に倒れこみ再び布団を満喫するのだった。


2時間後(AM4:00)

再び起床し、身支度を整え、残り1500kmの道のりを再び走りだした。

北海道は緯度が高いのと東寄りなのもあり日の出が非常に早い。

夜明けと共に薄暗い雲の下を走りだした。

巡回しているスタッフとも合流し、談笑していると後ろから待機していたメンバーが沢山やって来た。

今日も精一杯生きようと思い、またペダルを回した。

2Q5A7228.jpg

2日目の北海道西の海は今日も穏やかだった。

波も立たず、塩が顔に当たらないのは素晴らしい。

服の着替えも新しく、お風呂にも入っていた。

結局8時間もたっぷり睡眠をとったので、しばらく睡眠はいらないだろう。

13:00頃 主催からショートメールで
島牧待機に伴い、各PCのクローズを2時間緩和する処置とする旨を受け取った。

これにより、札幌のクローズがだいぶ楽になった。

とは言え、約250kmで次の夜の睡眠時間を確保するのは容易じゃなかった。



ここから道南内陸側を走る。

bandicam 2019-12-08 23-35-33-509

途中の古民家商店で皆はアイスを食べながら、商店の主と談笑して再びこの先の峠を越えようとしていた。


今日もTanupun氏は元気だった。

私よりヒルクライムが得意な様で、こういう坂では圧倒的にパワー負けしていた。

いや、私の脚が既に終わりを迎えていたというのが正しい。

ロングでお互いのペースに合わせるのは難しい事、自分のペースで走ってもらう事にした。

新見峠はこの旅で一番夢中になって漕いだ。

ジワジワ気温の上昇と共に汗が滲んだ。

それでも前へ進みたかった。

途中Photocheckがある。

スタッフの人が待機しており、声援を受ける。

PhotoCheck4 999.7km 新見温泉入口 看板

2Q5A7235.jpg

改めて、1000km近くまで走っていた事に気が付く。

もう距離感覚なんて物はとっくに捨てた。

ただ、現在の地図の位置しか考えに無い。

スローガンとして今まで言い続けてる事がある

「ゆるぽたは1000kmから」

私がこの「ゆるぽた」と定義しているのはこれより先の事を指すのだ。

これよりその聖域である1000km~に脚を踏み込む。

これより先は地獄に似た天国だ。







スタッフより、Tanupun氏が麓のコンビニで待ってるという伝言を受け取り、先を急ぐ事にした。

新見峠(744m)
2Q5A7236.jpg

ここから一気に駆け下り海沿いへと出る。

下ってる最中はとてつもなく気持ちよかった。

2Q5A7238.jpg

ここから眺める海岸をこれから走りに行く。

しかし、この先から地獄が始まった。。。。




岩内のセイコーマートで、Tanupun氏と合流

脚がツライという話で、Tanupun氏がコールドスプレーを買っていてくれた。

それを思い切り筋肉へ吹きかける。

筋肉がビクリと驚くが、効果は凄くあった。

自転車へコールドスプレーを収納している最中、突然雨粒が当り嫌な予感がした。

北側の雨雲が南側へ流れて来た。

ここから雨と風の積丹半島戦となるのだった。

2Q5A7240.jpg


急ぎ雨対策を進めた。

2Q5A7243.jpg

ここはトンネルがある方なので、このトンネルがありがたかった。

北からの風で気温も急激に下がり、とても体力を奪われる。

1078.2km PhotoCheck5積丹 野塚郵便局

IMG_2007_R.jpg

積丹を走り余市町のセイコーマートでやっとカップラーメンを食べる事ができた。

ちなみにセイコーマート限定ラーメン

IMG_2010_R.jpg

体が冷え切っていたので、暖かい物をとにかく欲していた。

8月なのに、冷えとの勝負だった。

その後、小樽へやって来るとやっと見覚えのある道にたどり着いた。

小樽運河を横に見て、日暮れがやって来た。

小樽市街地を過ぎたところで、国道5号で自転車屋があったので、そこで部品調達

私はこの1100kmで雨の中使ったブレーキシューを心配し、予備を購入する事にした。

店長もこのブルベの存在は認知してはいた様だったが、このザマに驚愕していた。

この先、国道5号の小樽札幌間のアップダウンを繰り返し、札幌までやって来た。

8/13 20:59 PC4 1172 札幌 クローズ8/13 21:54 23:54 貯金2時間55分

IMG_2011_R.jpg


私は、できる限り清潔感を保ちたく、コインランドリーへ駆け込み、洗濯中乾燥中 ずっとカウンターでうつ伏して寝ていた。

着てる分もあったので2回に分け洗濯したのもあって、このコインランドリーの重課金者となった。

IMG_2012_R.jpg


2019/11/28(木) 20:31 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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